シラヤ国家風景区管理処

大埔情人公園の隣にある「大埔観光案内所」は、ピンク色の外観とさまざまなバラのインスタレーションで知られ、曾文水庫の無敵の景色とともに大人気です。女子力満載な外観だけでなく、観光案内所は内部も見逃せません。大埔の観光情報、地域の特色を組み合わせた展示の他、体験コースも多数用意されています。

「大埔観光案内所」と愛と「紅花」
大埔は旧称を「紅花園」といいます。その名はツォウ族の少女「紅花」と漢族の若者とのラブストーリーに由来しています。当時、両民族間の関係は緊張状態にありました。紅花は衝突が発生する前に警告として矢を使い、無用な悲劇を避け、それによって大埔村は死傷者を出すことがありませんでしたが、それ以来、紅花は行方不明になってしまいました。紅花を偲ぶため、村は「紅花園」と改名されたのです。大埔観光案所は、この歴史物語を記憶にとどめようと、真っ赤なバラをテーマとして使用しています。

ここでは、案内所入口の真紅のバラをはじめ、草原にはバラの花束、バラの香水、「紅花園ポストカード」など、大規模なバラのインスタレーションがたくさんあり、記念撮影にぴったり。愛をテーマにしたサユン、タカランの像もあり、ここでの写真は絶対に外せません！

「大埔観光案内所」とバイオリン
観光案内所に足を踏み入れると、たくさんのバイオリンに深い印象を覚えるでしょう！大埔和平社区の呉依豪村長は、辺境の子供たちに音楽を学ぶ機会を提供しようと、バイオリニストの黄聖彦氏を常駐アーティストとして村に招きました。氏はバイオリンの演奏を教えるだけでなく、近くの曾文水庫の漂流木を使って唯一無二のバイオリンを作り、大埔をバイオリンの村に変身させたのです。

現在、観光案内所では漂流木バイオリンのほか、ゆかいな洗濯板バイオリン、クッキーのブリキ缶バイオリンなど様々なバイオリン作品が展示されています。バイオリン作りクラスに申し込めば、世界で最もユニークなバイオリンを作ることもできます！

1.パーク内は自然が豊かで蚊が多いため、虫よけスプレーを携帯するか、長袖をご着用ください。
2.パークの生態系と環境の維持にご協力ください。ゴミのポイ捨ては禁止です。
3.夏季は午後の雷雨が発生しやすいので、運転には十分ご注意ください