シラヤ国家風景区管理処

台南左鎮にある噶瑪噶居寺は台湾最大のチベット仏教寺院。寺院内には厳かな仏像があり、高さ約20メートルの仏像は非常に荘厳です。チベット仏教の装飾が施された壮麗な建物も多く、その独特の芸術的雰囲気は、信者でない旅行者にとっても味わう価値があります。

駐車場から噶瑪噶居寺へ歩いていくと、チベット仏教の雰囲気が色濃く感じられるようになり、途中にあるマニ車が最も特徴的です。噶瑪噶居寺の入り口に立つ山門は、巡礼の道の始まりの象徴。この牌坊式の特徴的な建物は、三階建ての壇状構造で、仏教の三乗法門を表しています。頂上の金色の八幅法輪と雌雄の鹿は、チベット仏教寺院の最も代表的なシンボルです。

漢風とチベットの建築芸術の美を融合させた如来殿には、荘厳な七仏石像と、高さ16メートルの釈迦牟尼仏説法像が納められています。それぞれ表情も印相も異なり、荘厳で慈悲深い趣を漂わす7体の仏像をじっくりとご覧ください。殿内の釈迦牟尼仏説法像は、台湾最大の屋内仏像で、七仏石像、藻井九大壇城とともに、噶瑪噶居寺の三大傑作芸術に数えられています。

如来殿の釈迦牟尼仏像のほかに、屋外に立つ大仏像は高さ20メートル近くあり、圧巻です。同様に屋外の中庭にある舍利宝塔は、塔の周りを204個の黄金のマニ車に沿って時計回りに回ると、心の平安を得ることができます。噶瑪噶居寺の境内では、多くの特別な寺院の建物や仏教美術品が旅人を待っています。次に左鎮を訪れる際には、時間を調整して、体、心、魂の平安と喜びを感じてみてはいかがでしょうか。