メインコンテンツセクションに行く アンカーポイント
アンカーポイント

関子嶺紅葉公園が「2024年環境教育施設および機構評価」で優秀評価を獲得

更新日:2024-11-29
26
2024年環境教育施設および機構評価
交通部観光署西拉雅国家風景区管理処は、管轄区域内のエコツーリズムを推進するため、2011年より「台湾ルリマダラ生態保育協会」に委託し、関子嶺紅葉公園の生態系モニタリングおよび域内の維持管理を行うとともに、2017年には環境教育施設としての認証を取得しました。また、10年以上にわたり域内の環境整備および環境教育の普及活動を続けており、多くの観光客から支持と参加を得ているほか、今年(2024年)11月には、環境部から「2024年度環境教育施設場所評価」における優秀評価を獲得しました。

西拉雅管理処は2009年より、紅葉公園において蝶に優しい生態環境の整備を開始。毎年、地域コミュニティ、商圏、国際ボランティア、観光客などと連携し、「西拉雅に恋して-蝶と舞う」植栽イベントを定期的に実施しています。関子嶺に蝶が好む蜜源植物や食草を植え、生態環境の整備を通じて訪れる蝶の種類を増やしてきたのです。その成果として、2021年から2024年の間に、これまで記録になかった新しい蝶3種(アカボシゴマダラ、ウラギンシジミ、アサクラシジミ)が発見され、域内で観察可能な蝶の種類は合計119種に達しています。紅葉公園は、西拉雅管理処が環境教育を推進するうえでの重要な場となっています。

西拉雅国家風景区管理処の徐振能処長は、優秀評価を獲得したことについて「管理処は、生態系整備や環境教育活動の普及を長年にわたり行ってきたほか、地元の白河仙草実験小学校や台湾ルリマダラ生態保育協会と協力し、『小さな解説員』およびボランティア家庭の育成を進めてきました。資格を取得した『小さな解説員』は、毎年管理処が開催する『蝶の遊園地』イベントで『ステージボス』として活躍しています。学校との協力を通じて環境教育を推進することで、環境教育における新戦力を育成し、幼少期から環境意識を根付かせることで、親子が一緒に学べる自然環境を提供しています」と述べました。

徐振能処長は「環境教育施設および機構評価」で優秀評価を獲得したことについて、環境教育の推進において西拉雅管理処が高く評価された結果であると述べました。管理処は同時に、環境教育施設をさらに充実させるため、遊歩道システムを改善するなど園内のハード面の改善も継続しています。画家を招き、紅葉公園の生態をテーマに公衆トイレを美化。安全な環境の中で訪れる人が大自然のフィトンチッドと自然の美しさを満喫できるよう工夫しています。さらに、毎年夏休みに関子嶺で「蝶の遊園地」イベントを開催するほか、小学生、大人、親子向けに無料の環境教育プログラムを提供しています。オンライン予約が可能で、豊富なプログラムは「蝶の秘密」「ルリマダラの標識放蝶体験」「ニュウナイスズメの識別」など生態をテーマとしています。学校や団体の積極的な利用と参加をお待ちしています。

詳細は西拉雅管理処の公式ウェブサイトでご確認ください。
関連写真
Top