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「2018年 持続可能な観光発展国際セミナー」をシラヤで開催

更新日:2020-07-30
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シラヤ管理処では2018年8月29日から8月30日まで、南華大学雲水居国際会議ホールにて、「2018年 持続可能な観光発展国際セミナー、持続可能な観光戦略とルリマダラの生態」を開催致します。ここ数十年来、世界各地で観光産業が盛んとなり、世界経済において最も成長のスピードが速い産業の一つとなっています。観光産業が発展し、経済エネルギーが向上する国が増える一方で、自然環境や地元の文化保存などにも影響を与えるようになり、これも徐々に重視されるようになってきました。管理処ではセミナーを通して各地の観光産業と経済発展が向上すること、同時に旅行環境や社会文化のバランスが上手く発展し続けることを願っています。

ルリマダラは世界二大越冬型の蝶です。冬には温かい南部の蝶の谷を訪れて越冬し、春になると北へ戻り、繁殖活動を行ないます。ルリマダラは気温が4度以下になると、凍死してしまいます。東北季節風が吹き始めると、台湾各地に生息するルリマダラは南部へと移動し、温暖な蝶の谷を探し、冬の寒さから逃れます。春になって暖かくなり始めると、ルリマダラたちは徐々に北上し、繁殖に適した場所を探し、定住します。シラヤ管理処では2009年から蝶の生態環境作りを始めました。さらに生態保護グループや学校と協力し、蝶を呼び寄せる植物を植えています。ルリマダラの蜜源植物である高士佛澤蘭を紅葉公園に植え、蝶が集まるのに適した生態環境を作っています。現在のところ、蝶の種類は目視できるだけでも116種あまりいます。

今回のセミナーでは持続可能な観光およびルリマダラが二大テーマとなっています。国内外の専門家や学者が集まる国際セミナーを通して、蝶の保護概念が広がることを願っています。また、持続できる観光スタイルについて国内や海外からの参加者が相互に意見交換できればと思っています。持続可能な観光の発展に関する提言も行ない、世界における台湾観光の知名度を向上させます。
持続可能な観光をテーマにしたセミナーでは環境保護活動を実施しています。今回のセミナーでは環保署による二酸化炭素削減活動にも申請しています。飲食の際には環境に優しい食器を採用するほか、セミナーではポスターや論文集などの紙の使用量を減らします。イベントの実施が環境におよぼす害を減らしています。

セミナーのお申込みサイト:https://sites.google.com/nhu.edu.tw/2018isdberstd

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