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自転車の旅-菱波官田線

更新日:2024-11-28
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二匹のレンカクがお互いを追いかけいます。
旅行日: 一日ツアー
行楽シーズン: オールシーズンズ
タイプ: 自転車の旅、厳選された旅程
紹介
親子サイクリングに最適なコース
自然の生態と歴史文化のどちらも楽しめるサイクリングコース
そよ風が吹き、四角い水田に射す日差し、凌波仙子(リンボーシェンズ)(水仙の花の意味)と呼ばれているレンカクが水田の中を飛び回ります。烏山頭ダムから嘉(か)南(なん)大(たい)圳(しゅう)を流れ平野の畑を灌漑します。ダム付近に位置する八田與一記念公園では八田與一技師と嘉南大圳について解説が記されており、伝統的な中国式寺院と日本統治時代以降のバロック建築が融合した赤山(チーシャン)龍(ロン)湖(フー)巌(イエン)は異なる文化の折衷が感じられます。自然の生態と異なる文化に包まれた菱波官田を走行していると、官田区が非常に特徴的な自然と文化歴史を誇る場所であることがわかります。


コース
隆田駅 → 官田レンカク生態教育公園 → 川文山森林生態保育農場→抜林派出所 →恋占石→烏山頭ダム風景公園→八田與一記念公園→湖山派出所→赤山龍湖厳→嘉南農田水利会分岐工作所→ 官田ビジターセンター→隆田醸造所→官田区役所→隆田駅

菱波官田自転車のコース の地図▲菱波官田自転車のコースの地図

 ▲菱波官田 自転車のコー ス Google Maps

水雉生態教育園區大門意象官田レンカク生態教育公園
官田区に位置する官田保存地区は、台湾高鉄(新幹線)の援助で設立されました。台南市政府農業所が管理を引き継いだ後、官田レンカク生態教育公園の名称に変更し、生態教育と観光の両立を目指しています。公園内には豊富な水生植物以外に多くの水鳥の生態を観察でき、中でも最も重要な鳥の生態は水田と共生している凌波仙子ことレンカクです。ここでは望遠鏡でレンカクの不思議な生態を観察できるため、多くの人がバードウォッチングに訪れています。。

嘉南水利分歧工作站嘉南大圳導水路嘉南農田水利会分岐工作所・嘉南大圳用水路
八田與一技師は嘉南大圳の灌漑工事の設計、建設の責任者として、烏山頭ダムと水運搬システムを完成しました。その後、灌漑用水の水源は烏山頭ダムから放流されると用水路が前方の水門へ進み、水源は北幹線と南幹線に分かれます。北幹線は烏山頭から北上し、急水渓、八掌渓、朴子渓を通過して北港渓南岸へ到達します。南へ進む南幹線は官田渓、曾文渓を通過して善化地区へ到達します。また、連結する支線と共に周辺に隅まで広がった水路網を形成しています。

戀占石恋占石
南117 線上の嘉南大圳の展望東屋の向かいには超人気の恋占石が立てられています。この石の前で目を閉じて好きな人の名前を念じると、恋が成就するという伝説があります。八田與一とその妻の外代樹のラブストーリーにちなんで、恋占石には祝福の意味が込められるようになりました。

1_烏山頭水庫又有「珊瑚潭」的美名#001■烏山頭ダム風景区
烏山頭ダムは六甲区と官田区が交わる場所にあり、上から見ると曲がりくねった湖岸がエメラルドグリーンのサンゴ礁のように見えることから「珊瑚潭(サンゴ潭)」とも呼ばれています。
風景区は、キャンプエリア、バーベキューエリア、遊歩道、ウォーターパークなどの設備が充実しています。八田技師紀念館では、烏山頭ダムの歴史を旅行者に紹介。八田與一の物語についてもっと詳しく知りたい場合は、八田與一記念公園に行くことをおすすめします。

八田與一紀念園區#001■八田与一記念公園
八田與一記念公園は嘉南大圳を建設した八田與一を記念して設立されました。烏山頭ダムの北側にあり、完全な形を残した日本式建築群があります。「嘉南大圳の父」とも呼ばれる八田與一は、1910年に台湾南部に来て、烏山頭ダムと嘉南大圳の調査に長年力を注ぎ続けました。
元の姿を忠実に残すため、修復工事を担当した当時の技術者は、はるばる八田與一の故郷である石川県まで赴き、現地で建物の特徴を調査しました。また、日本式建築の美学に近づけるため、日本の職人の技術を基礎として修復されました。八田邸の家具は当時と同じように配置されており、まるでタイムトンネルに入り込んだ気分になります。屋外の庭園には小さな橋と流れる水の景色があり、池は台湾の形を模して作られています。このことから、八田與一の台湾という地に対する深い感情を見て取ることができます。

赤山龍湖巖傳說為明代陳永華參軍所建赤山龍湖厳
300年以上の歴史を誇る赤山龍湖巖は六甲区では非常に有名な寺院であり、八田與一記念公園の宿舎そばにあります。3面が水に囲まれた赤山龍湖厳は陸繋島と同様、えん曲した湖岸を一周して初めて全体を眺めることができます。伝統的な四合院形式の中国式寺院と日本統治時代のバロック建築は、その建設時期の差異のため、異なる年代の風貌を伝えています。寺院前の湖面は晴天時に波がキラキラ光り、雨天時は霧が立ち込め、湖が様々な姿を見せることから「龍湖八景」という美称が与えられています。

官田遊客中心(交通部觀光局西拉雅國家風景區管理處行政中心)官田ビジターセンター
官田ビジターセンター園内の景観は、「農村の集落」とシラヤ族の要素を嘉南平原に融合させたイメージからなり、アクセスが良く設備も整っています。観光案内のほか、地元の特産物の展示販売も企画されています。また、近くの八田與一記念公園および烏山頭ダムを通る観光ルートの一部に含まれ、訪れる方々に配慮した多様なサービスを提供しています。
独特な外観の建物は、水域に面するシラヤ族の伝統的な集落がモチーフ。ビジターセンターはまるで山と水に囲まれているかのようで、屋外に広がる草地は写真撮影にも最適です。

川文山百年榕樹川文山森林生態保育農場
農家である頼顕明氏が政府推奨の造林政策に則って14ヘクタールのマンゴー園が森林へ作り変えた農場を無料で見学することができます。人気の景観スポットになっているため、「小陽明山」と呼ぶ人もいます。素晴らしい環境と落ち着いた雰囲気が特徴の農場内は、周りが植物で緑いっぱいに囲まれ、中でも「桃花心木(マホガニー)」が最も美しく、山頂には樹齢100年のガジュマルの木が2本そびえています。外側に伸びているガジュマルの葉が木陰を形成し、まるで大自然に包まれているようです。ガジュマルの木の下には休憩スペースと東屋があり、休憩や憩いの場として便利です。

料金
烏山頭ダム入場券:大人NT$100、子供NT$60、優待券NT$40
八田與一記念公園は烏山頭ダム入場券をご購入後、入場できます。
(入場券について詳しくは烏山頭ダム公式サイトをご覧ください)
リマインド
※一部の環状コースを含む、親子サイクリングに最適なコースです。
※菱波官田線の一部の区間は自転車道ですのでサイクリングをお楽しみになれます。
※菱角田の沿線と農村部の景観は素晴らしいの一言です。ゆっくり走行しながら田園の風景を満喫することをおすすめします。
※一部の区間は幹線道路です。横断・走行の際は安全にご注意ください。
関連写真
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