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毎年さまざまな時期に、台湾各地では神様の誕生日、あるいは記念日のイベントが催されます。特に欠かせないのが、各部族の祭典です。シラヤ族の夜祭りを簡単に説明すると、二つの要素に分かれます。一つは太祖生誕祭であり、もう一つは、自然界と人間界を結びつける祭事的意義です。そのため、夜祭りは二つの儀式が執り行われます。一つは太祖生誕のお祝いで、ここでは太祖への感謝と祈りの気持ちを表現します。祭事的な儀式では、太祖を通じ、人々は生命の源である宇宙に祈りと感謝を捧げます。通常、儀式は節気に合わせて行われます。

祭事的な儀式では、太祖を通じ、人々は生命の源である宇宙に祈りと感謝を捧げます

シラヤ文化の伝統的な面から見ると、祭儀の過程には三つの重要な要素があります。それは「向」、「猪(豚)」、「牽曲」です。これらは地域によって表現方法が大きく異なります。ある地域では「向」という特別な用語は用いずに、一般的な言葉で説明し、普通の作法で「向水」という儀式を行っています。また、牽曲の代わりに布袋戯(漢民族の伝統的な人形劇)や歌仔戯(漢民族の伝統的な歌劇)が行われたり、場所によっては豚を殺さず、その代わりに豊富な供え物を捧げたりします。

ここ数年、有志の呼びかけにより、部族の文化復興に資金と力が寄せられるようになりました。その結果、シラヤ族の祭典が再び日の目を見るようになりました。以下は台南シラヤ集落での主要な祭典です。

台南県各地にある平埔族の集落は、漢民族とシラヤ族の末裔によって構成されています。年に一度の太祖祭は特殊なもので、儀式には漢民族文化とシラヤ文化の両方が融合しています。これは一種独特な地方文化を形成しているだけでなく、台湾社会における一つの地方文化となっています。

本文資料參考來源:
平埔族文化資訊網 西拉雅館 潘英海、林清財 (1999/10/31)

平埔族の巫女-尪姨(アンイー)

「尪姨(アンイー)」とは、平埔族の宗教儀式を執り行う巫女です。女性が社会の中心である平埔族には、伝統的に、酋長や頭などのリーダーがいないため、「尪姨」は人と神との間の媒介であり、平埔族の祭儀文化を伝承する最も重要な人物です。

平埔族は「太祖」(または「阿立祖」)を信仰しています。太祖は地上のあらゆる生命を掌る神で、「尪姨」はその太祖の霊媒師として、儀式で、呪文を唱え、体を動かし、神聖な道具を使って、人と神とのコミュニケーションを図ります。今日、平埔族の重要な祭典「太祖夜祭」で、尪姨は呪文を唱えて、儀式を進行し、歌を歌って神を祭り、公廨の広場(集会場)でブタをいけにえにして、天地の神を拝みます。

尪姨は平埔族の社会を集結し、結束する力を持つ。また、尪姨の行う祭典により、平埔族の祭儀文化は人々に公開されて、積極的に平埔族の貴重な文化が伝承される。

平埔族の巫女-尪姨(アンイー)
最終更新日:2019 / 10 / 02
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